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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 大戦間期にフランスで創始された社会史,全体史の流れが,第二次大戦後,どのように発展,変容したのか,日本の戦後歴史学にどのような影響を与えたのか,日本の社会史研究はどのような特質を持っていたのか,言語論的転回とそれ以後の現代歴史学は,欧米と日本でどのような現状と課題を抱えているのか,などの問題を中心に,導入的講義と文献輪読,議論を行う。 <到達目標/Goals,Aims> 歴史学の科学的,客観的な基盤が揺らぎ,方法や対象が多様化している近年,今後の歴史学が共有できる方法や課題は何か。こうした根本問題を各人が考えるための手がかりを得ることを目標とする。 <授業計画/Schedule>
簡単な導入的講義を随時行うが,受講者数,受講者の関心,希望に応じて,邦語文献の輪読,議論をも行う <成績評価基準/Evaluation Criteria>
受講者自身の研究にとって歴史学の現状と課題が自分の問題として,どのような意味を持つのかを具体的に考えられるようになることが目的であり,その点からレポートや発表を評価する <参考文献/Reference Book>
参考文献は,授業の進行に応じて,少なくともその一部を輪読する。その他の文献は授業の最初に示すが,大塚久雄『社会科学の方法』(岩波新書),E.H.カー『歴史とは何か』(岩波新書)などは必読文献である。阿部謹也,二宮宏之,網野善彦の文献もいずれか一点を読んでおくとよい。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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