シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


30201218 

△理論哲学演習Ⅱ
Seminar on Theoretical Philosophy II
1単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  庭田 茂吉

<概要/Course Content Summary>

ミシェル・アンリ『身体の哲学と現象学』に基づいて,メーヌ・ド・ビランの身体論を読み解く。   
まず,ビランの『心理学基礎論』をテキストとして取り上げ,主要な箇所を精読の後,つづいてアンリのテキスト従って,身体の問題について考える。テキストを読むに当たっては,フランス語の原典を読みこなせるだけの語学力が求められる。そのためには,毎回予習が欠かせない。また,受講生は,授業において,毎回一定のページ数を担当し,精確な日本語訳と読みが要求されるので,休むことなく出席する必要がある。

<到達目標/Goals,Aims>

学生は,フランス語の基礎能力だけではなく,原典の読解を通して哲学的理解力と論理性とを身につけることができる。 
 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) テキストの背景と解説  (授業時間外の学習/ Assignments) 予備的理解のための予習 
(実施回/ Week) 2−7  (内容/ Contents) 『心理学基礎論』の精読と検討  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト当該個所の予習・復習 
(実施回/ Week) 8−14  (内容/ Contents) 『身体の哲学と現象学』の精読と検討  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト当該個所の予習・復習 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 全体のまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 全体の復習 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  75%  担当個所の訳読の完成度,内容理解度 
小レポート  25%  提出レポートの内容 

<テキスト/Textbook>

Michel Henry , Philosophie et Phénoménologie du corps. .   (Presses Universitaires de France, 1965) . 

 

<参考文献/Reference Book>

授業時に適宜指示する。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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