|
|||||
| ※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
|
2020年度
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
<概要/Course Content Summary> イスラーム哲学は神学や宗教と対立するものであるとのイメージがあります。西欧キリスト教神学での真理(神)を,近代哲学では神に言及しない真理とした影響でしょうか。イスラーム哲学はカラーム(言葉)学と呼ばれています。目的は『クルアーン』の正しい理解で,方法論は春学期に学んだ伝承や伝統によるものでなく,言語や修辞学などの文理解釈により比重を置いて行うものです。この学問はギリシャの学問の方法論を継承したため,あたかもギリシャ哲学と,伝承を基礎としたイスラーム学とが対立するかのように,つまり誇張して言えば錯覚を引き起こされました。『クルアーン』の正しい理解を目的とした方法論としてのイスラーム法理学は伝承と言語学による理解という二つの大きな手段によって成立しています。したがってイスラームにおいて哲学と宗教学の対立はなく,方法論におけるウェートの違いなのです。井筒俊彦の方法論は言語にウェートを置くことで,イスラーム理解と探求を禅や仏教,儒教などの東洋思想の中で行おうとしました。またスーフィズムは言語理解にウェートを置く過程で形而上思考へと進み,西欧哲学の様相を取るに至りました。秋学期は言語理解の方法論である文理解釈を中心にイスラーム法理学を学びます。 <到達目標/Goals,Aims> 『クルアーン』の理解がイスラーム学の中心軸であることを理解し,イスラーム学及び,イスラームという宗教を客観的に把握できるようにする。 <授業計画/Schedule>
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
|
|
|
|
お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
|
| Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。 |