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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 「ユダヤ教聖書解釈の諸相1」の続きである。秋学期では,「創造の業」の神秘をまとめた書『創造の書(セフェル・ヤツィラー)』の精読を進める。『創造の書』には,カバラーの基幹となるセフィロートの概念,文字のもつ創造力の理念が盛り込まれている。英訳の解釈を使いつつ,その内容の理解を図る。また,後半は,「創造の業」への思索が高じて流行した「ゴーレム」伝承について,その内容,背景を考察する。人間が「創造の業」に関与するゴーレム伝承は,ユダヤ教における人間と神の境界,生命と非生命の境界の概念にもかかわるテーマである。また,中世から近代ヨーロッパで流行する「人形が生命を得る」「永遠の生命」などキリスト教やイスラームでの「異端的」「幻想的」モチーフとの関係も考察する。諸宗教の正統派の周縁において,宗教を超えての地下水脈的な交流の様相を理解する。第13回-15回は,出席した学生が各自関心のあるテーマを発表する場とする。 <到達目標/Goals,Aims> 学生が,ユダヤ教文献の扱い方を理解できるようになること。また,ユダヤ教において様々なモーセ解釈がなされていることを理解すること。 <授業計画/Schedule>
受講者の様子をみながら,授業計画を変更する可能性あり。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
テキストを分析し,ディスカッションに積極的に参加することが求められます。 <参考文献/Reference Book>
必要に応じて,参考文献は指示する。 <参照URL/URL>
<備考/Remarks> ヘブライ語,アラム語の知識があることが望ましいですが,相談に応じます。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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