シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


30133262 

△組織神学文献講読演習2 (組織神学文献講読(2))
Seminar: Interpretation of Theological Issues 2 -Interpretation of Theological Issues (2)-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  水谷 誠

<概要/Course Content Summary>

 キリスト教組織神学ならびに思想・哲学に関心を抱く皆さんと古典的なテキスト,またアクチュアルなテーマを扱った著作類を取り上げて,ともに読み,ともにディスカッションをし,互いの意見交換を活溌にすることをとおして,テキスト分析,テキスト解読,また思考するスキルを養います。履修者は,課題箇所を誰よりもていねいに繰り返し読み込み,報告することが大切です。春学期に引き続いて,シュライアマハーの『神学通論』の原典を読みます。とりわけ「歴史的神学」の章を読み,近代における学問的神学を彼がどのように構想したのかを検討します。

<到達目標/Goals,Aims>

 テキストを深く掘り下げて読むことによって,テキスト解釈の技法とキリスト教の使信の多様性,ならびにその課題が理解できるようになります。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1回目  (内容/ Contents) オリエンテーションと発表者の確定  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストの案内 
(実施回/ Week) 2回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は69~80節「基本概念」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 3回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は81~102「区分」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 4回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は103~109「正典」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 5回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は110-115節「聖書の批評」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 6回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は125~131節「言語」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 7回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は132~144節「解釈の原則」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 8回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は145~148節「釈義神学」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 9回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は149~159節「歴史理解」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 10回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は160~176節「教会史とその展開」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 11回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は177~194節「教義の展開他」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 12回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は196~208節「教義学と正統・非正統」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 13回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は209~217節「教会と学問」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 14回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は218~231節「方法・理論・実践」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 
(実施回/ Week) 15回目  (内容/ Contents) 原本にあたりつつ邦訳を講読する。課題箇所は232節以下「教会論」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 担当箇所について深く読み込み, 
その内容についての討議に参加する。 

 原則として毎回2 名の受講者を発表者に予定します。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  40%  出席して討議に参加すること。 
クラスでの発表など  60%  事前に充分に読解したものを発表すること。 

<テキスト/Textbook>

F.D.E.Schleiermacher , Kurze Darstellung des theologischen Studiums ,  1./2.Aufl. .   (Walter de Gruyter) .  邦訳も適宜参照します。 

 

 テキストは配付します。

<参考文献/Reference Book>

 授業で適宜案内します。

<備考/Remarks>

 この科目は,原則として隔週で毎回4 時間行います。スケジュールは初回時に案内します。 
 出席して議論に参加することが大前提です。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。