シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△宗教社会学2 (デュルケム宗教社会学)
Sociology of Religion 2 -Durkheimian Sociology of Religion-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  三宅 威仁

<概要/Course Content Summary>

 主にエミール・デュルケムの宗教社会学を学ぶことによって,宗教と社会秩序の関係について考察するうえでの基礎的な分析概念や方法や理論を修得する。 デュルケムはトーテミズムなどの研究を通じて「神と社会は同一である」という結論に達した。この理論はこのままの形では受け入れ難いとはいえ,後に続く数多くの社会学的・人類学的研究にインスピレーションを与え続けてきた。本講では,デュルケムの宗教社会学を学びながら,宗教の社会的機能,特に宗教が社会秩序の形成・維持に果たす役割について考察する。また,その関連において,「宗教と政治」「宗教的象徴」「知識社会学の観点から見た宗教」などの副次的な主題を取り扱う。さらに,ロバート・ベラやピーター・バーガーらの理論についても検討する。

<到達目標/Goals,Aims>

 エミール・デュルケムの宗教社会学を学ぶことによって,宗教と社会秩序の関係について考察するうえでの基礎的な分析概念や方法や理論を修得する。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1回目  (内容/ Contents) 序論  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 2回目  (内容/ Contents) 宗教と社会秩序  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 3回目  (内容/ Contents) デュルケムの人物像,『社会学的方法の規準』  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 4回目  (内容/ Contents) 社会的事実  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 5回目  (内容/ Contents) 社会的事実の説明に関する諸規準  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 6回目  (内容/ Contents) 『自殺論』  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 7回目  (内容/ Contents) 自己本位的自殺  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 8回目  (内容/ Contents) 集団本位的自殺  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 9回目  (内容/ Contents) アノミー的自殺  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 10回目  (内容/ Contents) 『宗教生活の原初形態』  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 11回目  (内容/ Contents) トーテミズム  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 12回目  (内容/ Contents) 聖なるもの  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 13回目  (内容/ Contents) ベラ「アメリカの市民宗教」  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 14回目  (内容/ Contents) バーガー『聖なる天蓋』  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 
(実施回/ Week) 15回目  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) クラスで紹介する文献を読解すること(90分)。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

期末試験  100%  デュルケム宗教社会学の基礎知識の修得を確認する。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
24 29.2 29.2 12.5 4.2 25.0 0.0 2.3

<参考文献/Reference Book>

   テキストとしてデュルケーム,宮島喬訳『自殺論』(中公文庫,1985年),エミル・デュルケム著,古野清人訳『宗教生活の原初形態 上・下』改訳(岩波文庫,1975年)などを用いるが,必要箇所をコピーして教室で配布する。 

 

 

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