シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△イスラーム法学演習(卒業論文演習)2 (イスラーム法と現代社会(2))
Islamic Jurisprudence (Graduation Thesis Seminar) 2 -Islamic Law and Contemporary Society (2)-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  四戸 潤弥

<概要/Course Content Summary>

卒業論文作成演習では,論文の評価(春学期)と,論文作成の実際(秋学期)を学びます。 
秋学期は,論文作成の実際を人が「書く」という視点から実践的に学びます。春学期で学んだ評価の視点と方法を前提に,自己の論文に対して期待する評価を充足させようと努力する,完成へ至る道を見つける作業です。論文作成には,資料,文献の閲読,引用箇所の確定,論点の抽出から,内容の整合性,時代感覚の違いの克服,文体の設定など時間のかかる作業が要求されますから,時間的制約から学期内に完成できなくても構いません。必要な作業工程を知ることが大切です。

<到達目標/Goals,Aims>

論文テーマの選択に良し悪しはありません。書くものが評価を意識したこのかどうか,意識した後,評価が得られるレベルに達成しているかが重要です。それが分かれば,逆に他人の評価が妥当かどうかも判断できます。論文を書く作業で評価力を養成します。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 論文テーマの構想1  (授業時間外の学習/ Assignments) 同時並行して論文を書き始める 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 論文テーマの構想2  (授業時間外の学習/ Assignments) テーマ構想に至った経緯と内容を検討する 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 論文テーマの確定1  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文テーマで伝えることを検討する 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 論文テーマの確定2  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文テーマで伝えることを検討する 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 論文テーマの位置付けと期待する評価1  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文テーマの時代性,社会性,テーマ自体について検討する 
 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 論文テーマの位置付けと期待する評価2  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文テーマの時代性,社会性,テーマ自体について検討する 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 研究計画作成1  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文作業工程表と日程を理解する 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 研究計画作成2  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文作業工程表と日程を理解する 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 文献,資料の収集と選択1  (授業時間外の学習/ Assignments) 外国語が含まれている場合には対応を検討する 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 文献,資料の収集と選択2  (授業時間外の学習/ Assignments) 調査など資料作成の有無の確認 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 論文の章立てと構成の検討1  (授業時間外の学習/ Assignments) 必要に至った章の理由を考える 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 論文の章立てと構成の検討2  (授業時間外の学習/ Assignments) 諸章の相互関係と整合性を検討する 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 先行論文との関係の検討1  (授業時間外の学習/ Assignments) 研究成果としての位置付けを検討する 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 先行論文との関係の検討2  (授業時間外の学習/ Assignments) 研究成果としての位置付けを検討する 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 同時並行的に進めた論文の完成と内容チェック  (授業時間外の学習/ Assignments) 完成していない場合は工程表の確認と資料の扱いの検討をする 

レポートや論文を読みながら,その中の良い,悪い(不足,誤解を招く)を判断し,直していく上での方法を身につけます。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  30%  習熟度と達成度合い 
期末レポート試験・論文  30%  習熟度と達成度合い 
その他(具体的に)  40%  論文作成作業(文献,資料の収集,選択,閲読を含む)の状況の確認 

論文作業作成なので,指導教官との連絡と確認が評価点に含まれます。

<テキスト/Textbook>

  その他,必要に応じて指示する。 
 

 

 

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