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2020年度
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<概要/Course Content Summary> 「イスラーム思想(2)」では井筒俊彦『イスラーム思想史』(中公文庫,1991年)の第三部と第四部を扱う。第三部はスコラ哲学(ファルサファ)――東方イスラーム世界の発展,第四部はスコラ哲学(ファルサファ)――西方イスラーム世界の発展と題されている。「イスラーム思想(1)」で扱う第一部と第二部と違って,エジプト・シリアから東のイスラーム世界と,その西のイスラーム世界とに地理的に分けられているのが第三部・第四部の特徴である。よく知られているように,イスラーム世界の哲学的営為は,アラビア語からラテン語への翻訳(西のイスラーム世界と深く係わる)を通じて西洋哲学のある種の礎となっており,我々の知る哲学概念の多くがそうした哲学的営為に遡ることができる。こうした地理的・歴史的状況を踏まえながら,イスラーム思想の,特にファルサファと呼ばれる分野を探索する。テキストは事前にコピー配布するので該当箇所を読んで受講していただきたい。なお,西暦12世紀以降のイスラーム世界で用いられる術語/テクニカル・タームは第三部と第四部で論ぜられる人々に負うところが大きい。この点にも留意していただきたい。「イスラーム思想1」と同じく,テクストの記述に問題がある箇所は講義中に適宜訂正する。 <到達目標/Goals,Aims> 中世イスラーム世界における哲学的営為の流れを把握することを受講者の最低限の到達目標とする。 <授業計画/Schedule>
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
期末試験では講義で述べたごく簡単な事項を問う。復習をして自分なりにキータームを把握しておいてほしい。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<参考文献/Reference Book>
講義中に適宜指示する。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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