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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 世界で第二位の信徒数を有するイスラーム教は聖職者を認めませんから,生きる指針は聖典『クルアーン』のみとなります。人生の導きとしての『クルアーン』がとても大切となる理由がここにあります。恣意や思い込みに偏りがちな人の性質の中にあって『クルアーン』を正しく理解するには神の使徒で預言者ムハンマドの言行を参考にする方法と,言語(文法,語彙,修辞法,読み)による方法の二つがあります。これを体系化したのが「イスラーム法理学」です。そしてイスラームの歴史の発展に従って徐々に後者の言語による方法にウェートが移り,イスラーム哲学(言語理解),スーフィズム(『クルアーン』テクストから示唆される理解)の方法が発達しました。井筒俊彦に代表される日本のイスラーム学はこの系譜に属します。しかし,それらはイスラーム法理学を基礎にしたものです。従って恣意や思い込みが入りやすい人の性質に気づき,バランスの良い正しい読み方を法理学で身につけなければなりません。それは信徒であってもなくても『クルアーン』を読もうとする人の学ばなければいけない学問です。 <到達目標/Goals,Aims> 『クルアーン』のバランスの良い,正しい読み方ができるようになる。論理的に読む力を身につける。 <授業計画/Schedule>
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
欠席してもその部分を次の授業まで自分で学習してくる姿勢。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<テキスト/Textbook>
講義内容レジュメ配布。テキストは必要に応じ必要な部分をコピー配布する。絶版であるが,アマゾンなどで古本を購入できる。 <参考文献/Reference Book>
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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