シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10103462 

△パイプオルガン演習2 (パイプオルガン演習(2))
Pipe Organ Lessons 2 -Liturgical Organ Playing (2)-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義および実技/Lecture and Skills practice

  佐川 淳

<概要/Course Content Summary>

神学館礼拝堂のパイプオルガンを使用して,オルガン演奏とオルガン音楽について実践的に学ぶ。 
授業では,教会の中で発展してきたオルガン音楽の歴史をたどり,教会の中におけるオルガン音楽の位置付けや音楽の意味内容に対するより深い理解を得ることを目指す。 
また,オルガンの基本的な演奏法を習得することを目指す。受講生の技量に応じて課題となる演奏作品は異なる。授業は演奏実践に重きを置くため,授業に出席し,各自練習をして次回の授業までに準備をすることが求められる。 
学期中数回に分けて演奏実践の内容についての授業内評価を行う。そのため授業に出席し,演奏実技を継続していくことが求められる。ただし,新型コロナウイルス感染症対応により状況が大きく変化する場合は,授業の内容も学期途中で変更される可能性がある。 
パイプオルガン演習3,4を既に履修した者も,この科目を履修することができる。

<到達目標/Goals,Aims>

オルガン演奏に主体的に取り組み,基本的な演奏技術を身に付けるとともに,教会におけるオルガン音楽の位置づけとその意味,またオルガン作品ならびに教会音楽全般に対するより深い理解が得られるようになる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1回目  (内容/ Contents) 時代におけるオルガン作品の変遷(1)「ネーデルラント楽派,スウェーリンク」, 手鍵盤の単旋律演奏  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業で指示される課題曲を練習 
(実施回/ Week) 2回目  (内容/ Contents) 時代によるオルガン作品の変遷(2)「ネーデルラント楽派, G.d.マック」,手鍵盤の単旋律演奏  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 3回目  (内容/ Contents) 時代によるオルガン作品の変遷(3)「イタリア, フレスコバルディ」, 4声体の演奏  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 4回目  (内容/ Contents) 時代によるオルガン作品の変遷(4)「北ドイツバロック, シャイト」,ポリフォニーの演奏  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 5回目  (内容/ Contents) 時代によるオルガン作品の変遷(5)「北ドイツバロック, ブクステフーデ」,ポリフォニーの演奏  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 6回目  (内容/ Contents) 時代によるオルガン作品の変遷(6)「北ドイツバロック, ブルーンス」, オルガン個別指導  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 7回目  (内容/ Contents) 時代によるオルガン作品の変遷(7) 「バッハ①」, オルガン個別指導  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 8回目  (内容/ Contents) 時代によるオルガン作品の変遷(8) 「バッハ②」, オルガン個別指導  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 9回目  (内容/ Contents) オルガン個別指導  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 10回目  (内容/ Contents) オルガン個別指導  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 11回目  (内容/ Contents) オルガン個別指導  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 12回目  (内容/ Contents) オルガン個別指導  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 13回目  (内容/ Contents) オルガン個別指導  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 14回目  (内容/ Contents) オルガン個別指導  (授業時間外の学習/ Assignments) オルガンによる練習 
(実施回/ Week) 15回目  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習 

演奏する作品については,受講生と相談しながらその都度決めることとする。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,個人指導への準備と成果)  20%  積極的な態度を評価する。 
演奏実技試験  80%  演奏技術の獲得 

毎回の授業に出席し,演奏実践に参加することが求められる。学期内の演奏実践に対する授業内評価が受けられなければ,成績評価ができない。また,毎回の授業までに各自練習を積み重ねることが重要になる。

<備考/Remarks>

「パイプオルガン演習1~4」のいずれか1科目を登録履修して合格と認められるに足る(D以上の)成績を収めた者は,申請すれば神学館礼拝堂のパイプオルガンの練習が可能となる。ただし,登録履修中(修了前)であっても,科目担当者の認定を受けた者(楽器の取り扱い方,ストップの組み合わせ方,弾き方等に関する必要最低限度の知識と技能を有する者)は,申請すればパイプオルガンの練習が可能となる。 

 

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