シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10103352 

△実践神学の課題(卒業論文演習)2 (実践神学の今日的課題(2))
Issues of Practical Theology (Graduation Thesis Seminar) 2 -The Contemporary Challenge of Practical Theology (2)-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  関谷 直人

<概要/Course Content Summary>

 この演習では様々な観点から,実践神学が担うべき今日的な課題について発表・ディスカッションを行います。今日,実践神学の課題は多岐にわたっており,キリスト教の礼拝,説教,牧会,教育,奉仕などの主に教会を中心とした課題だけでなく,教会をとりまく社会全体に対するキリストの愛の業の表出として,人種,性,被差別部落,貧富,などによる様々な差別との戦い,また,ホスピス運動や一般病棟でのチャプレンの働きに見られる病者に対する霊的なケアの提供など,非常に幅広い課題が広がっているのです。受講者は担当教員と相談の上で,テーマを設定し,そのテーマにそって研究発表を行います。実践神学の分野で卒業論文を書こうとする方はできるだけ履修してください。また機会があればアメリカなどの海外の教会を訪問し,フィールドワークを行うことも考えています。フィールドワークも評価の対象となるが,不参加の学生についてはレポートなどの補完的な評価方法を用いて評価に加えます。 
☆卒論を書くつもりのない履修者も歓迎します☆

<到達目標/Goals,Aims>

 受講学生が実践神学的課題に対する研究を行う際の実践的なスキルを身につけることを目指す。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1回目  (内容/ Contents) 全体ガイダンス(発表スケジュール決定)  (授業時間外の学習/ Assignments) 自分の発表のアウトライン作成 
(実施回/ Week) 2回目  (内容/ Contents) 研究発表の例示  (授業時間外の学習/ Assignments) 自分の発表のアウトライン作成 
(実施回/ Week) 3回目  (内容/ Contents) 予備的演習  (授業時間外の学習/ Assignments) 自分の発表のアウトライン作成 
(実施回/ Week) 4回目  (内容/ Contents) キリスト教における礼拝についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 5回目  (内容/ Contents) 人権と宗教についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 6回目  (内容/ Contents) 教会音楽についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 7回目  (内容/ Contents) 教会のおける説教についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 8回目  (内容/ Contents) 終末期医療とキリスト教についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 9回目  (内容/ Contents) 認知行動療法と牧会についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 10回目  (内容/ Contents) 労働者問題とキリスト教についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 11回目  (内容/ Contents) DVとキリスト教についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 12回目  (内容/ Contents) セクシャルハラスメントと宗教についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 13回目  (内容/ Contents) ホームレス支援とキリスト教についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 14回目  (内容/ Contents) 食文化とキリスト教についての受講者による研究発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表者へのフィードバック作成 
(実施回/ Week) 15回目  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習 

実際の発表テーマは受講生と相談の結果,変更する可能性があります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  40%  積極的な態度で(発言,コメント等)演習に関わってきたか。  
 
クラスでの発表など  40%  自分が関心を持っている課題を学問的な枠組みの中でしっかりと表現できたか。  
クラスへの貢献度  20%  発言や振る舞いで他の発表者や受講者を支え,クラスを活性化することに寄与できたか。  

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
19 73.7 21.1 0.0 0.0 5.3 0.0 3.6

<備考/Remarks>

<履修上の注意> 
出席重視です。4回以上特段の理由なく欠席するとF評価となります。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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