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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 「アブラハム像演習1(=ユダヤ学演習3)」の続編である。秋学期には,創世記22章,アブラハムによる実の息子イサクの供犠を扱う。この事件は,ユダヤ教の伝統ではアケダー(原義:縛ること)と呼ばれ,神の不条理な命令,それに対するアブラハムの行動,イサクの行動の意味について,時代を通じて議論されてきた。またユダヤ美術の重要なモチーフともなった。キリスト教,イスラームにおいても同様である。本演習では,このアケダーを後代のユダヤ教がどのように解釈したのか,またアケダーがユダヤ教において果たした意義を考察する。アラム語訳聖書(タルグム),ラビ・ユダヤ教聖書解釈(ミドラシュ)である創世記ラッバ,中世のユダヤ思想家マイモニデス,また現代のユダヤ思想家アンドレ・ネイル他,のアブラハム解釈を扱う。授業最終3回分は,受講者各自の関心について口頭発表を行い,討論の中で研究の進展を目指す。
<到達目標/Goals,Aims> 学生が,アケダーの重要性を理解できるようになる。学生が,ユダヤ教文献の扱い方を理解するようになること。 <授業計画/Schedule>
受講者と相談の結果,授業の内容,進度を変更する可能性がある。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
<参考文献/Reference Book>
<備考/Remarks> 邦訳資料の配布など必要なサポートは行います。受講者は各自のできる範囲で,また興味に応じてテキストを分担して読みます。様々なバックグラウンドの受講者の参加を期待します。アラム語,ヘブライ語の知識は不要ですが,これらの言語を習得,学習中の受講生には,積極的に原典資料にあたってもらいます。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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