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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 「ユダヤ教とその周辺文化1(=ユダヤ学11)」の続きで,本講義では,中世以降,現代にいたるまでの,様々なユダヤ人を軸に,ユダヤ教の理解を図る。中世以降,中近東からヨーロッパに至る世界は,国家と結びついた一神教が対峙する世界として考えられる。即ちキリスト教とイスラームが拮抗する世界である。ユダヤ教徒は,この二つの世界に寄生し,時にその境界を渡り歩き,彷徨った。イスラームでは啓典の民として保護され,当時の最先端を誇ったイスラーム文化や科学から多大な影響を受け,13世紀のイベリア半島ではユダヤ教の黄金時代を迎える。他方,キリスト教圏のユダヤ共同体は,十字軍以降,迫害,襲撃が繰り返され,次第に追い詰められていく。近現代に至り,ヨーロッパ的価値観を受容する啓蒙主義と,一層宗教的な方向へと向かうハスィディズムに,二極化されるが,結局どちらも反ユダヤ主義に直面することになる。激動の時代を他者世界の中でユダヤ教がいかに逞しく立ち上がったかを学び,また,反ユダヤ主義を対岸の火事ではなく我々の中にも巣食う排斥根性として意識化し悲劇を繰り返さないための学びとしたい。 <到達目標/Goals,Aims> 中世以降のユダヤ教,ユダヤ人がたどった歴史を,その周辺文化との関係の中で理解する。 <授業計画/Schedule>
受講者の理解,関心に合わせて授業計画を変更する可能性があります。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
参考文献は授業中に随時指示する。 <備考/Remarks> 本講義を契機に,ユダヤ教の奥深い世界に関心をもって頂きたいと思います。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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