シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10101322 

△宗教学2 (同志社とキリスト教)
Study of Religions 2 -The Doshisha and Christianity-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  石川 立

<概要/Course Content Summary>

 同志社がどのような教育理念を持った学校かを問うことは,同志社で学ぶ者にとって一度は触れておきたいテーマでしょう。創立者新島襄の思想と生涯と,明治初期の社会の中での同志社の創立の過程をたどります。また同志社のキリスト教が,大きなキリスト教の歴史の中に位置づけられることを確認します。 
創立者新島襄は,幕末期に国禁を犯してアメリカに渡り,そこでキリスト教を学び宣教師として帰国し,同志社を創立しました。この授業の前半では創立者新島襄の生涯をたどり,その時代背景を踏まえつつ,どのような信仰と教育理念を持って同志社設立にいたったかをたどります。また初期同志社形成に関わった宣教師や「熊本バンド」の歩みに触れつつ,明治国家の中でキリスト教にもとづく明確な教育理念をもって「大学設立」をめざした歩みを検討します。授業の後半では,同志社のキリスト教から過去にさかのぼる形でキリスト教の発生まで至り,その歴史を学びます。こうして,同志社の土台であるキリスト教が長い伝統を引き継ぐものであることを再認識したいと思います。 

<到達目標/Goals,Aims>

 同志社とキリスト教の関係について,個人としての自覚的な認識を持つことができることを目指します。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1回目  (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自の問題意識に従って,文献を読み進めること。 
(実施回/ Week) 2回目  (内容/ Contents) 新島襄の生涯(1)脱国まで  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自の問題意識に従って,文献を読み進めること。 
(実施回/ Week) 3回目  (内容/ Contents) 新島襄の生涯(2)脱国からアメリカでの生活  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自の問題意識に従って,文献を読み進めること。 
(実施回/ Week) 4回目  (内容/ Contents) 新島襄の生涯(3)出会いと帰国  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自の問題意識に従って,文献を読み進めること。 
(実施回/ Week) 5回目  (内容/ Contents) 新島襄の生涯(4)同志社設立と新島の死  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自の問題意識に従って,文献を読み進めること。 
(実施回/ Week) 6回目  (内容/ Contents) 熊本バンドとアメリカン・ボード  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自の問題意識に従って,文献を読み進めること。 
(実施回/ Week) 7回目  (内容/ Contents) 新島襄の教育理念・宗教観  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自の問題意識に従って,文献を読み進めること。 
(実施回/ Week) 8回目  (内容/ Contents) 映像で見る新島と同志社  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習 
(実施回/ Week) 9回目  (内容/ Contents) イギリスの宗教改革  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習 
(実施回/ Week) 10回目  (内容/ Contents) 大陸の宗教改革(1)ルター  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習 
(実施回/ Week) 11回目  (内容/ Contents) 大陸の宗教改革(2)ツヴィングリとカルヴァン  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習 
(実施回/ Week) 12回目  (内容/ Contents) キリスト教の発生 ユダヤ教とイエス  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習 
(実施回/ Week) 13回目  (内容/ Contents) キリスト教の展開 原始教会以降  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習 
(実施回/ Week) 14回目  (内容/ Contents) 総復習  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習 
(実施回/ Week) 15回目  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自の課題認識の再検討 

 内容は扱うテーマを順に示したものであり,実施回に対応するものではありません。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

期末筆記試験  100%  授業の内容を理解したかどうかを評価します。 

<テキスト/Textbook>

本井康博  『新島襄と建学精神』 (同志社大学、2005)

 

 

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