シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10101076 

△聖書学演習26 (新約聖書解釈と作品(2))
Biblical Study: Seminar 26 -Making Works based on the New Testament (2)-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  石川 立

<概要/Course Content Summary>

 この科目では各自が聖書を解釈する試みをします。解釈はアートだと言う人もいます。各自が各自なりの解釈をし,そのことを通してそれぞれの「作品」(劇,ラジオ劇,絵本,紙芝居,ミュージカル,小説,マンガ)を作り上げていってもらいます。 
 授業は次のように進められていきます。新約聖書のなかのある部分(福音書のある部分)を釈義することからはじめ,各自の解釈を試みます。次に,過去に表現されてきた様々な聖書解釈(注解書や神学書に限らず,文学や美術,映画や音楽等にも聖書解釈は見られます)を収集し,その解釈の視点や方法を研究します。この研究成果をもとに,もう一度自らの聖書解釈を練り直し,最後に「作品」を創作していきます。 
 できれば一人ではなく,グループで作業してもらいます。そうすれば,さらに豊かなアイデアに恵まれるでしょう。 

<到達目標/Goals,Aims>

聖書の解釈と作品の創作を通して,聖書世界の奥深さと聖書解釈の創造性に気づくことが目標です。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1回目  (内容/ Contents) ガイダンス  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書を読んで,解釈の可能性を考える 
(実施回/ Week) 2回目  (内容/ Contents) 福音書を読んで釈義する  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書を熟読する 
(実施回/ Week) 3回目  (内容/ Contents) 福音書を読んで自分なりに解釈する  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書を熟読する 
(実施回/ Week) 4回目  (内容/ Contents) 福音書の註解書を調べる  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書の様々な解釈を調べる 
(実施回/ Week) 5回目  (内容/ Contents) 福音書の過去の解釈を註解書から学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書の様々な解釈を調べる 
(実施回/ Week) 6回目  (内容/ Contents) 福音書の多様な解釈を学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書の様々な解釈を調べる 
(実施回/ Week) 7回目  (内容/ Contents) 福音書のある箇所を再解釈し,解釈をもとに作品化を始める(絵本や劇や紙芝居など)  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書の多様な解釈を試みる 
(実施回/ Week) 8回目  (内容/ Contents) 解釈をもとにした作品化を進める(絵本や劇や紙芝居など)  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書の多様な解釈を試みる 
(実施回/ Week) 9回目  (内容/ Contents) 解釈をもとにした作品化をさらに進める(絵本や劇や紙芝居など)  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書の多様な解釈を試みる 
(実施回/ Week) 10回目  (内容/ Contents) 中間評価  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書の多様な解釈を試みる 
(実施回/ Week) 11回目  (内容/ Contents) 中間評価をもとに解釈と作品を再検討する(絵本や劇や紙芝居など)  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書の多様な解釈を試みる 
(実施回/ Week) 12回目  (内容/ Contents) 中間評価をもとに作品制作を進める(絵本や劇や紙芝居など)  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書の多様な解釈を試みる 
(実施回/ Week) 13回目  (内容/ Contents) 作品制作を完成させる(絵本や劇や紙芝居など)  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書の多様な解釈を試みる 
(実施回/ Week) 14回目  (内容/ Contents) 作品の発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書解釈の多様性の確認 
(実施回/ Week) 15回目  (内容/ Contents) 総評  (授業時間外の学習/ Assignments) 聖書解釈の多様性の確認 

この計画は参加者の作業の進捗具合によって変更されることがあります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  40%  積極性を重視します。 
クラスでの発表など  60%  積極性を重視します。 

<テキスト/Textbook>

  旧新約聖書(どの版でも構いません) 

 

<参考文献/Reference Book>

  その都度紹介しますが,参加者自ら,必要な資料等を探す必要があります。 

 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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