シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2017年度

31103024 

○キャップ・ストーンⅠ (協働型地域社会のデザイン(1))
Capstone Program I
2単位/Unit  春集中/Spring Intensive  今出川/Imadegawa  実習/Practical training

  新川 達郎

<概要/Course Content Summary>

地域社会において課題となっている具体的な争点について,その問題の当事者からの要請をベースにして,調査研究を行い,その成果を具体的に当事者に対して政策提案するなどして,その報告や提案への評価を受けることがこのプログラムの基本である。当該課題の背景を調査検討し,その問題の背景を分析し,課題解決のための選択肢を考案し,その選択肢のそれぞれの利害得失を明らかにして,提案を提示する。この一連の作業を,受講生のチームで実施することとする。学位論文にも相当するレベルでの調査研究が期待されている。キャップストーンⅠにおいては,特に課題の抽出,分析,それに基づく暫定的な選択肢の提示をもってその成果とする予定である。

<到達目標/Goals,Aims>

地域社会課題に対する分析手法,課題解決に向けての政策形成手法,事前評価を含めた実効性ある政策提案をする能力と技術を身につけることとする。また,チームワークによる研究を基本としており,自主的なチーム管理の技術を身につけることを合わせて目標とする。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) オリエンテーション:キャップストーンプログラムの狙い  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:キャップストーンについてあらかじめ調べておくこと 
(実施回/ Week) 第2回~ 
  第4回 
(内容/ Contents) 課題についての事前学習:資料分析  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:資料検索,収集,解析を行っておくこと 
(実施回/ Week) 第5回~ 
  第7回 
(内容/ Contents) 第一次現地調査:現地事情の確認  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:現地事情についての資料確認 
(実施回/ Week) 第8回~ 
  第10回 
(内容/ Contents) 調査結果の確認と問題分析および必要に応じて追加現地調査の実施  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:調査の結果を確認しておくこと,分析作業の下調べをしておくこと 
(実施回/ Week) 第11回~ 
  第13回 
(内容/ Contents) 解決策についての検討  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:選択肢や代替案の事前検討 
(実施回/ Week) 第14回~ 
  第15回 
(内容/ Contents) 現地報告会と評価ワークショップ  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:報告準備 

調査研究課題の内容と,受講生の関心,調査研究の進捗度に応じて,授業計画を変更することがある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  60%  調査分析,検討作業への積極的参加 
期末レポート試験・論文  40%  レポート作成 

的確な問題の把握と,それに対する緻密な分析が要請されている。

<テキスト/Textbook>

特に使用しない。

<参考文献/Reference Book>

授業時に適宜指示する。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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