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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2016年度 |
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<概要/Course Content Summary> 普段我々が取り扱う物質は,非常に多くの数の分子や原子の集団から構成されており,たとえば気体の状態方程式や比熱,あるいは固体の比熱や磁化率といった量は,個々の分子の性質だけではなく,それらが集団としてまとまったときに持つ性質から決定される。分子や原子のもつ性質を出発点として,気体や固体のような物質集団を取り扱う学問は,統計力学と呼ばれる。この授業では,確率・統計的な考え方を用いることで,原子分子から出発して理想気体の状態方程式や固体の比熱がどのように理解できるかを示す。理想気体の熱力学的性質を,アンサンブルの考え方に基づく統計力学によって計算する方法について理解を深める事を目標とする。 <到達目標/Goals,Aims> (1)確率・統計の基礎的事項が理解できる。 <授業計画/Schedule>
授業は講義形式ですすめるが,途中にゼミ形式の演習を数回取り入れ,内容の理解を進める。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
最終的な理解度が端的に表れる期末テストを重視する。期末テストでは,問題の数,難易度を判断材料にして合格点を決め,それ以上のものを点数に応じてA~C評価とする。期末テストのみで合格点に達しない場合,期末テスト満点の1/4を限度に平常点を加味する。平常点は,授業の進度をみながら必要に応じて小テストやレポートを課して評価する。平常点を加味して合格点に達したものはD評価とする。
<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
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