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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2016年度 |
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<概要/Course Content Summary> 我が国は,「自己判断自己責任」型社会へ移行しつつあるといわれる。従来と比較してリスクを回避するために個人においても組織においても判断の際に必要十分な情報が必要とされる社会に確実になりつつある。その意味では情報提供の拠点としての図書館の存在意義も明確になるはずである。事実ほとんどの公共施設が減少しているなかで公立図書館のみが館数を増加させている。一方我が国の図書館は,公共,大学,学校など館の種類を越えて一般的に欧米先進国の図書館と比べサービス,資料,施設,人事,システムなどの質,規模において劣るといわれている。自己判断自己責任を基調とする欧米先進国の社会において図書館が館種を越えて発達しているという事実は,我が国の社会の変化と図書館の在り方を検討する際に多くの知見を提供すると思われる。講義では,我が国の図書館が欧米先進国に後れをとるばかりでなく自国内においても必ずしも順調な発展ができない原因はなにか,それを改革するにはどのような政策,手法が必要かについて議論する。 <到達目標/Goals,Aims> 図書館の問題は,社会における多くの課題と密接にかかわっており,特に地域社会,行政,出版流通,教育,組織文化,マスコミなどに対する多面的な考察や判断が必要とされる。本講義では,受講生が,我が国の図書館を発展させるためにはどのような原理・原則が必要であり,またいわゆるアドボカシーにはどのような手法が必要とされるかということについて「積極的」に材料を収集し「主体的」に理解することを目標とする。 <授業計画/Schedule>
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
事前にテーマに関するデータを収集し,その具体的なデータをもとに積極的にディスカッションに参加し,参加メンバーが主体的な視点を形成することにより,ゼミの内容を充実させることを期待する。これらの講義に対する貢献度を評価する。 <成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
登録者数 4名 <テキスト/Textbook> 適宜資料を配布 <参考文献/Reference Book> 適宜指示する |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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