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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2016年度 |
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<概要/Course Content Summary> 人口減少・少子高齢化や,グローバリゼーションの進行とともに,貧困や格差の拡大,社会的排除をはじめ,地域にさまざまな軋みが生じている。大都市圏でも地方都市や町村部でも,地域の活力を回復していくために,かつて高度経済成長期を支えた地域・社会デザインの見直しが喫緊の課題となり,コンパクトシティ化やITCの活用,住民自治組織の再編,地域の課題解決に向けた雇用開発・定住促進など,地方創生を謳う取り組みも全国各地で試みられている。こうした文脈のなかで,近年「コミュニティ・デザイン」というキーワードが盛んに用いられている。 <到達目標/Goals,Aims> 本講義では,社会・経済・政治状況の変化のなかで,近年顕著に見られるコミュニティ・デザインへの期待の膨張と批判の両面に対して,まず背景にある構造的な問題を,社会の軋みを切り口に,歴史的・横断的な視座で捉え直す。そのうえで,受講生は,コミュニティの多義的な性格を前提に,論点を共有し,さまざまな政策や制度との関係も念頭に議論を重ねる。政策科学,社会学,減災・人間科学,建築・都市計画学等の知見の交流によって,これからのコミュニティ・デザインに求められる役割や,目を背けてはならない要素について認識を新たにし,地域・社会に関わるアクティブな知を獲得することを目的とする。 <授業計画/Schedule>
各講師が担当するテーマについて,関連する文献の提示等を行うとともに,専門のゲストスピーカーを招く回では,冒頭に同テーマへの関心表明として,受講生代表(各回1人)に5分程度の問題提起や関連情報の提供などを求める。同授業でゲストスピーカーとの対話によって抽出された論点を,コミュニティ・デザインとしてどう受け止めていくか,翌週の授業でさらに受講生全員の発表と講師の解説及びディスカッションによって講究する。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
<参考文献/Reference Book>
各講師が担当するテーマについて,関連する文献の提示等を行う。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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