<概要/Course Content Summary>
「初級ミクロ経済学」では「日本経済」を受講し終えた学生を対象に,現実経済との対応に十分配慮しつつ,家計,企業,市場といったミクロ経済学の基本的な考え方について理解するとともに,中級クラスのミクロ経済学への橋渡しとなるよう,練習問題による反復を通じて徹底的な基礎固めを行うことを目的とする。したがって,取り扱う内容は基礎領域にとどめ,できる限り具体的な例示を通じて,詳細に解説をおこなう。
<到達目標/Goals,Aims>
ミクロ経済学の基礎知識の習得ができ,簡単な最大化問題が解けるようになる。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
ミクロ経済学の目的・対象 基本的な考え方・用語 希少性・効率性・合理性・機会費用 財と市場
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
2
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(内容/ Contents)
需要と供給 市場メカニズムと均衡 個別需要曲線と市場の需要曲線,個別供給曲線と市場の供給曲線 弾力性(価格弾力性,交差弾力性,所得弾力性) 市場メカニズムを用いた分析例
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
3
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(内容/ Contents)
家計の行動 消費行動 効用 消費者余剰 余暇と労働
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
4
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(内容/ Contents)
企業の行動 生産関数と利潤最大化 限界費用と平均費用 長期と短期
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
5
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(内容/ Contents)
完全競争市場 部分均衡分析 社会的厚生
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
6
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(内容/ Contents)
市場メカニズムの限界 不完全競争市場 外部効果と公共財
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
7
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(内容/ Contents)
簡単なゲーム理論とその応用
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
8
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(内容/ Contents)
中級コースへ向けての課題・まとめ
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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上記の内容について15週かけて講義する予定 講義順序に変更が生じる場合がある。毎回の授業に対する十分な予習および復習が必要である。 講義内容について学習状況を確認するため,期末試験以外に中間試験を実施する。方法・日程等については授業中に指示する。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
中間筆記試験
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50%
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授業内容の理解度
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期末筆記試験
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50%
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授業内容の理解度
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中間・期末試験は記述式の予定であるが,状況によってはマークシートで行う可能性もある。追試験の受験資格は共通ルールに従う。
<成績評価結果/Results of assessment>
成績評価の見方について/Notes for assessment
登録者数 |
成績評価(%) |
評点 平均値 |
備考
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A |
B |
C |
D |
F |
他 |
329 |
20.4 |
19.1 |
16.7 |
17.3 |
26.4 |
0.0 |
1.9 |
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<テキスト/Textbook>
拙著「ミクロ経済学の基礎」(大学で印刷,生協書籍部で販売)を用いる予定である。
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<参考文献/Reference Book>
テキストに記載している。
<参照URL/URL>
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