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シラバス

※学期中に内容が変更になることがあります。

2010年度

129152-005

△芸術学（２）－5 (アートを学ぼう)
Art (2)－5
2単位/Unit 秋学期/Fall 京田辺/Kyotanabe 講義形式

岡林　洋

＜概要/Course Content Summary＞

中学や高校，大学の今でも，アートに恋をすることのあった人やある人。いますね。美とかアートを恋愛の対象にできる人ですね。ただし…。美とかアートは好きなんだけどなあ？でも大学では実学のコースに進んじゃった。あーあ…。でもでも半年ぐらいだったら，そしてほんの1科目だし。アートと美の虚学も，まあいいか。というふうに思う人，あると思います。でも実はね，フィクションとか虚構やないのっていわれますが，みんなの人生がポシャリそうな時とか，今そうですけど世界経済が沈みそうな時に助けてくれるんだよね，アートが。じゃあちょっとの間，アートに接してやってもいいんじゃない。この先生も社会や人生こそがアートの活躍する舞台だって言ってるしな。この授業取ってみよかと思ってくれるすべての人に開かれている授業です。

＜到達目標/Goals,Aims＞

みなさんが将来，アートを観賞したり，アートの実践とかかわる人たちと一緒に仕事をするときのためのノウハウが手に入れられることです。また学校で子供たちにもアートについて，それが何であるとか，どのようにそれば楽しめるか，みなさんが言えること。

＜授業計画/Schedule＞

（実施回/ Week）	（内容/ Contents）
（実施回/ Week） 1	（内容/ Contents）アートに恋をする。アニメや美少女フィギュアに恋心を持てるか。	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 2	（内容/ Contents）アート恋愛学が芸術学。オタク文化を学問のレベルに高める	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 3	（内容/ Contents）私たちが恋の対象とするアートってどういうものかを問う	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 4	（内容/ Contents）「青い花」をさがして荒野をさまよった詩人ノヴァーリス，彼こそアートと美にロマンを求めた人	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 5	（内容/ Contents）ドイツ・ロマン派はアートを恋することを美の極地，学にまで高めた	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 6	（内容/ Contents）アートがアヴァンギャルド（前衛芸術家）の専売特許になった。	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 7	（内容/ Contents）アートを大衆の手に取り戻せ。アンディ・ウォーホルと村上隆のやったこと	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 8	（内容/ Contents）アートを大衆化するだけではダメ。社会問題（世界の環境・人間の薬物依存・世界の金融に疎外される人間たち）の解決に立ち上がるアートを学問する	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 9	（内容/ Contents）社会芸術学って何だろう。　日本のアーティスト川俣正に聞く。	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 10	（内容/ Contents）死期の迫まる患者が主役になるアートもある。　日本のアーティスト宮島達夫に聞く。	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 11	（内容/ Contents）都市の環境をアートする　宮島達夫の六本木テレ朝裏の環境を美学する	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 12	（内容/ Contents）子供の身になって現代のアートを理解する。　かきの木プロジェクトと京都アートウォーク	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 13	（内容/ Contents）すべての人がアートの主役になる。Ⅰ	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 14	（内容/ Contents）すべての人がアートの主役になる。Ⅱ	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 15	（内容/ Contents）「芸術学」アートを学ぼうで言い残したこと	（授業時間外の学習/ Assignments）

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

期末筆記試験

100%

＜成績評価結果/Results of assessment＞ 成績評価の見方について/Notes for assessment

登録者数	成績評価（%)						評点平均値	備考
登録者数	A	B	C	D	F	他	評点平均値	備考
444	34.0	49.1	8.3	1.4	7.2	0.0	3.0

＜テキスト/Textbook＞

岡林　洋『宮島達夫　アートワールドを超えて』 (ランダムハウス講談社、2007年) 生協

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