2014年度

＜概要/Course Content Summary＞

日本では，いま，国際化，高度情報化，少子高齢化などからさまざまな行政ニーズが次々に生まれている。国家公務員には，これら国全体の課題に対して果敢に取り組んでいくことが期待されており，政策系大学院・学部においても，高度な政策能力を有する人材の育成が急務となっている。そこで，本講義では，こうした新たな行政ニーズに対応するため，各府省がその抱える政策課題の解決にどのように取り組もうとしているのかを政策形成の第一線で活躍している中堅・若手官僚に講義いただき，総合政策科学研究科院生・政策学部生との質疑討論の機会を設けることとする。

＜到達目標/Goals,Aims＞

省庁の活動を多角的に評価できるようになるため，省庁の役割をより適切に理解できるようになる。 　
各省庁の政策課題を理解し，中央省庁に適切な提言を行う基礎的能力を養うことができる。

＜授業計画/Schedule＞

授業計画を変更する場合がある。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

毎回，質疑応答時間に次のようなポイントで平常点を評価する。　
　　省庁の理解をどこまで深めたか。　
　　積極的に意見交換に参加できたかどうか。　
第15回では，事前の中央省庁の役割と課題についての整理（レポート）を前提に，意見発表内容等を総合的に判断する。

＜参考文献/Reference Book＞

追って指示する。