シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2013年度

1G0189-501 

○コンパイラ-501
-501
2単位/Unit  春学期/Spring  インターネット/Internet  講義形式

  芳賀 博英

<概要/Course Content Summary>

この講義はインターネット講義である.講義の内容は教室講義と全く同じである.本講義では,プログラミング言語で記述されたプログラムを機械語に変換するソフトウェアであるコンパイラについて講義する.これまでに受講した情報数学,オートマトン,プログラミング言語などの知識を前提として,コンパイラの内部の詳細について講義する.受講にあたっては,JavaもしくはC言語の十分な知識を持っていることを前提とする.

<到達目標/Goals,Aims>

(1) コンパイラの基本的な構造が理解できるようになる. 
(2) コンパイラ生成ツールを使って,字句解析,構文解析のプログラムを開発できるようになる. 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンパイラの概要  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オートマトン,形式言語,形式文法  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 字句解析の理論  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 字句解析プログラムの開発  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 構文解析の理論  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 下向き構文解析法  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 上向き構文解析法(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 上向き構文解析法(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 上向き構文解析法(3)  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 意味解析  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) スタックマシンとコード生成の理論  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) コード生成プログラムの開発  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) ランタイムルーチン  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 最適化  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習,次回講義の予習 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) コンパイラ生成系  (授業時間外の学習/ Assignments) 当該講義の復習 

講義の進捗状況に応じて,適宜内容の追加・削除を行う場合がある.

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

小レポート  50%  当該回の講義内容が理解できているかどうか  
期末試験  50%  講義内容全般が理解できているかどうか  

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
125 7.2 8.8 19.2 29.6 35.2 0.0 1.2 *

<参考文献/Reference Book>

佐々政孝  『プログラミング言語処理系-岩波講座ソフトウエア科学5巻-』(岩波書店、1989)ISBN:978-4000103459 和書の代表的な書籍。出版年は古いが,内容は古びていない。属性文法を用いた意味処理と著者が開発した生成系(Rie)の記述が詳しい。 
 

A.V.エイホ,R.セシィ, J.D.ウルマン,M.S.ラム (著), 原田賢一(訳)  『コンパイラ-原理・技法・ツール-』第2版 (サイエンス社、2009)ISBN:978-4781912295 通称”ドラゴンブック”.世界中で使われているコンパイラの教科書の決定版.部厚いがアメリカの教科書らしく,self-containedな構成で平易に書いてあるので,読み進むにはさほど困難はない. 
 

山下義行  『コンパイラ入門-構文解析の原理とlex/yacc,C言語による実装-』(サイエンス社、2008)ISBN:978-4781912059 コンパクトにまとまったコンパイラ(言語処理系)の解説書.LR型構文解析法の説明がわかりやすい. 
 

 

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