シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2013年度

3B8327 

○ソーシャルイノベーション研究プロジェクト (ビジュアル・コミュニケーションの理論と実践)
Social Innovation Research Project
2単位/Unit  春学期/Spring  烏丸/Karasuma  講義形式

  谷口 知弘

<概要/Course Content Summary>

まちづくりや組織運営において,関係者間の相互理解を促し問題解決に至る円滑なコミュニケーションを実現する手法として視覚情報を活用したビジュアル・コミュニケーションに注目し,その理論と実践について座学と演習を組み合わせて講義を行う。理論を演習を通して実践してみることにより現場で活用できる能力を身につける。

<到達目標/Goals,Aims>

・コミュニケーション・プロセスのマネジメントを行うための実践的なファシリテーションの技術及びプレゼンテーションの技術を養成する。 
・チラシ制作からSNS活用まで現場で実践できる能力を身につける。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) ガイダンス:講義の目的とプロセス   (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:組織で活動する場合のコミュニケーションの課題について検討しておく 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 相互理解とビジュアル・コミュニケーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:相互理解について検討しておく 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) ビジュアル・コミュニケーションの諸相:まちづくり・ビジネス・教育・デザイン…   (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:関心ある分野の視覚情報を活用したコミュニケーションについて調ておく 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 実践1:思考プロセスを視覚化する   (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:考えをまとめる際の各自の課題を検討しておく 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 実践2:問題解決プロセスを視覚化する   (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:問題解決プロセスの課題を検討しておく 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 実践3:コミュニケーションを視覚化する-1  
 →ファシリテーション・グラフィックの理論 
(授業時間外の学習/ Assignments) 予習:「ファシリテーション」について調べておく 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 実践3:コミュニケーションを視覚化する-2   
 →ファシリテーション・グラフィックの実践 
(授業時間外の学習/ Assignments) 予習:ファシリテーション・グラフィックの事例を調べておく 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 実践4:活動を「紙」メディアに表現する-1   
 →チラシ,ポスター制作-1:[企画する]:コンセプト  
(授業時間外の学習/ Assignments) 予習:課題のテーマを検討しておく 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 実践4:活動を「紙」メディアに表現する-2   
 →チラシ,ポスター制作-2:[視覚化する]制作  
(授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習:チラシ,ポスター等の制作 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 実践5:活動を「動画」メディアに表現する-1   
 →番組制作[記録する]:シナリオ作成,取材,動画撮影  
(授業時間外の学習/ Assignments) 予習:番組のシナリオを検討しておくこと 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 実践5:活動を「動画」メディアに表現する-2   
 →番組制作[編集する]:動画編集  
(授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習:番組制作 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 実践6:活動を「web」メディアに表現する-1   
→ウェブサイト制作[統合する・発信する・交換する]:ICT及びウェブサイト基礎 
(授業時間外の学習/ Assignments) 予習:「web」メディアの活用目的を検討しておくこと 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 実践6:活動を「web」メディアに表現する-2   
→ウェブサイト制作[統合する・発信する・交換する]ウェブサイトの企画  
(授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習:「web」メディアの制作 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 実践6:活動を「web」メディアに表現する-3   
→ウェブサイト制作[統合する・発信する・交換する]ウェブ サイトの制作・活用  
(授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習:「web」メディアの制作 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) プレゼンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:「web」メディアの制作,発表の準備 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  50%  授業への出席とワークショップでの積極性を評価する 
期末レポート試験・論文  50%  受講生が取り組む研究または関心ある活動の概要について視覚情報を用いて表現することをレポートとして課し,授業の理解度を確認・評価する  

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数  2名
  成績評価結果は公表されていません。

<参考文献/Reference Book>

バーバラ・ミント  『考える技術・書く技術-問題解決力を伸ばすピラミッド原則-』(ダイヤモンド社、1999)
 

浅海義治,伊藤雅治  『参加のデザイン道具箱 PART3-ァシリテーショングラフィックとデザインゲーム-』(世田谷まちづくりセンター、1998)
 

<参照URL/URL>

コミュニティデザイン研究室 
谷口が代表を務めるまちづくりコンサルタントのFaceBookページです。ビジュアルイメージを活用したコミュニケーションの事例として参照ください。 

<備考/Remarks>

講義と演習を組み合わせて授業を行うことから,受講人数により授業計画を変更する場合がある。  

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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