シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2012年度

112335-001 

○社会科教育法A1-1
Methods in Teaching Social Studies A1-1
2単位/Unit  春学期/Spring  京田辺/Kyotanabe  講義形式

  藤原 孝章

<概要/Course Content Summary>

中学校社会科教師としての専門性を深めるために,現代社会と社会科との関連性に言及しながら,社会科の教科原理,目標,内容について考察していく。授業では,中学校社会科の年間計画や学習指導案の作成を宿題として課し,それらの相互評価を行う。また対話カードなどを用いて講義内容の理解を深めていく。

<到達目標/Goals,Aims>

1.中学校社会科教師としての専門性を深め,社会科の教科原理,目標,内容について十分な理解ができる。 
2.中学校社会科の年間計画や学習指導案の作成をとおして,授業実践に対する態度と技能を身に付けることができる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1 
 
(内容/ Contents) オリエンテーション(社会科教育とは,講義のすすめ方,エントリーシート記入)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 社会科の基本的性格−現代社会と中学校社会科  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 社会科教育の歴史−教育課程の変遷を中心に  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 中学校社会科の目標と教科構造(新指導要領解説)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 社会科の授業計画−中学校社会科の授業構成と学習原理  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 中学校社会科の授業事例1(地理的分野)と教材研究  (授業時間外の学習/ Assignments) 中学校社会科単元計画・学習指導案の作成準備,教材研究 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 中学校社会科の授業事例2(歴史的分野)と教材研究  (授業時間外の学習/ Assignments) 中学校社会科単元計画・学習指導案の作成準備,教材研究 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 中学校社会科の授業事例3(公民的分野)と教材研究  (授業時間外の学習/ Assignments) 中学校社会科単元計画・学習指導案の作成準備,教材研究 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 社会科の授業計画-4つの学習原理  (授業時間外の学習/ Assignments) 中学校社会科単元計画・学習指導案の作成準備,教材研究 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 中学校社会科単元計画・学習指導案提出・共有  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 中学校社会科単元計画・学習指導案改善指導  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 中学校社会科公民的分野に関するワークショップ1  (授業時間外の学習/ Assignments) 中学校社会科単元計画・学習指導案の改訂作業,授業研究 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 中学校社会科公民的分野に関するワークショップ2  (授業時間外の学習/ Assignments) 中学校社会科単元計画・学習指導案改訂版の提出 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 中学校社会科単元計画・学習指導案改訂版の提出  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義のふりかえり,内容の確認 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 知識の定着度の確認テスト(試験)  (授業時間外の学習/ Assignments)  

学会等の参加のため授業計画を変更する場合がある

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  30%  授業に出席し,積極的に参加しているか 
小レポート(毎授業時のコメント,要点記入)  10%  毎時間の授業の概要が理解できているか 
期末レポート試験・論文  30%  課題が十分に果たせているか 
期末試験  30%  授業科目に対する理解と問題意識が十分に身についているか 

<テキスト/Textbook>

文部科学省  『中学校学習指導要領解説社会編』 (日本文教出版、2008) 指導要領の公的な解説書なので必携。 

 

社会認識教育学会編  『中学校社会科教育』 (学術図書出版社、2010年) 授業では本書を中心に講義を行う 

 

両書とも毎時間活用する

<参考文献/Reference Book>

藤原孝章  『シミュレーション教材「ひょうたん島問題」-多文化共生社会ニッポンの学習課題-』(明石書店、2008年)ワークショップ(教材体験)において紹介する 
 

藤原孝章編  『時事問題学習の理論と実践-国際理解・シティズンシップを育む社会科教育-』(福村出版、2009年)講義において補足する 
 

<参照URL/URL>

藤原孝章研究室 
社会科教育に関するページ(必ず参照すること) 
 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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