シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2010年度

175404 

○e-ラーニング
e-Learning
2単位/Unit  春学期/Spring  京田辺/Kyotanabe  講義形式

  稲葉 利江子

<概要/Course Content Summary>

従来から教育に用いられていたメディアでなく,先端的な電子メディアを使った学習システムを学ぶため,まず各種の先端的な電子メディアのそれぞれの利点,欠点,および適性を学ぶ。次に,先端的な電子メディアを使った学習システムに関して,様々な実例を踏まえながら学ぶ。さらに学習を支援する情報システムについて,設計,管理,運用する方法を,いくつかの実例を通して学ぶ.

<到達目標/Goals,Aims>

本講義では,受講生が『先端的な電子メディア』と教育分野での応用技術を学習します.さらに,電子メディアを用いた学習システムによる教材制作を通して,教材制作の基礎能力の習得を目標とします.

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) e-learningの定義,基礎: 
オリエンテーションとして,「e-learningとは何か?」という概要を説明します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) e-learningを支えるテクノロジ(1): 
e-learningにおけるメディアとは何か?学習オブジェクトやコンテンツの開発と共有について説明します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) e-learningを支えるテクノロジ(2): 
Web2.0による学習環境の変化,およびe-ラーニング2.0について説明します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) e-learningを支えるテクノロジ(3): 
学習における映像の効果,および映像の基礎的な概要を説明します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) e-learningを支えるテクノロジ(4): 
学習環境におけるネットワーク,複合現実感などの最新技術の教育応用について説明します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) e-learningの実例−国内の動向−: 
国内での施策および高等教育機関での取り組みについて説明します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) e-learningの実例−海外の動向−: 
諸外国(アメリカ,ヨーロッパ,韓国など)での施策および高等教育機関での取り組みについて説明します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) e-learningの実例−国際間交流の動向−: 
日本と海外間で行われている国際間交流の学習環境及び課題について説明します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) e-learningと教授法: 
カリキュラムモデル,教授・学習論について説明します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) e-learningとセキュリティ: 
個人情報保護,著作権について説明します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) e-learning教材制作演習(1): 
HTMLの基礎を説明し,各自簡単なサイトの制作を行います. 
(授業時間外の学習/ Assignments) HTMLを用いたサイト制作の課題があり,授業内に終えられない学生は授業外で行い提出していただきます. 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) e-learning教材制作演習(2): 
JavaScriptの基礎を説明し,各自簡単なプログラムの制作を行います. 
(授業時間外の学習/ Assignments) JavaScriptを用いたサイト制作の課題があり,授業内に終えられない学生は授業外で行い提出していただきます. 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) e-learning教材制作演習(3): 
HTMLとJavaScriptを用い,各自教材を作成してもらいます. 
(授業時間外の学習/ Assignments) 教材制作の課題があり,授業内に終えられない学生は授業外で行っていただきます. 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 演習の発表: 
各自作成した教材を発表していただきます. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 授業のまとめ: 
全14回の授業を復習します. 
(授業時間外の学習/ Assignments)  

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)  20%  出席,小テスト,小レポート等 
期末レポート試験,論文  50%  e-learningの基本的要件の理解 
実習評価,実技テスト,模擬授業等  30%  e-learningの教材制作方法の理解 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
40 5.0 47.5 32.5 5.0 10.0 0.0 2.3 *

<テキスト/Textbook>

  別途指示する 

 

<参考文献/Reference Book>

岡本 敏雄 他  『eラーニングの理論と実際-システム技術から,教え・学び,ビジネスとの統合まで-』(丸善、2004)
 

<備考/Remarks>

講義資料は,講義終了後,e-classを通して配布します. 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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