<概要/Course Content Summary>
みなさんの大部分は,大学を卒業した後,どこかの会社に就職するでしょう。出世すればいつか社長になるかもしれません。自分でベンチャー企業を始めたいという人もいるでしょう。それでは,会社の経営を担うのは,どのような人達なのでしょうか。また,会社は,事業を行うために必要な資金をどうやって調達すればよいのでしょうか。このような,会社,とりわけ株式会社をめぐる問題について,法的なルールを定めるのが会社法です。会社法は,商法系の法分野の中で,最も重要かつ面白い分野といえます。 この講義では,「企業組織法の基礎」で学んだことを前提として,会社の経営機構・会計・組織再編・設立に関連する,より発展的な問題について解説します。会社法(平成17年法律第86号)の規定の説明にとどまらず,金融商品取引法の規定も含めて,会社の運営にどのようなルールが適用されるのかを示します。具体的には,まず,「企業組織法の基礎」の復習を兼ねて,会社の効率的で公正な運営を可能にする企業組織をどのように構築するかという問題(コーポレート・ガバナンス)について見ます。その後で,授業計画のB以下に記した様々な問題について見ていきます。 講義や試験に関する情報は,すべて,掲示および下記ホームページによって受講者に伝えます。受講者はホームページを必ず確認してください。
<到達目標/Goals,Aims>
会社法の基本的なルールの内容と目的と相互関係を理解すること。
<授業計画/Schedule>
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(内容/ Contents)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
A.会社法とは,コーポレート・ガバナンス
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
1.会社法とは?―会社をめぐる利害の調整
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
2.コーポレート・ガバナンスと委員会設置会社
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
B.会計と開示
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
3.会計と開示
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
4.剰余金の配当と会社債権者の保護
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
C.会社の組織再編
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
5.買収と企業グループ
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
6.会社の組織再編
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
D.株式会社の設立,会社・企業のバリエーション
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
7.株式会社の機関設計,持分会社
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
8.会社の設立
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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第1回~14回まで,以上のトピックについて,1~2回程度をかけて進みます。第15回は主に進度調整と質問受付けにあてます。受講者の理解度などを考慮しながら,講義の範囲や順序を変更することがありえます。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
期末筆記試験
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100%
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特記事項
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学期末定期試験期間内に,その学期の講義内容全体に関する筆記試験を行います。出席はとりません(したがって出席点もありません)。レポート等も一切ありません。
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<成績評価結果/Results of assessment>
成績評価の見方について/Notes for assessment
登録者数 |
成績評価(%) |
評点 平均値 |
備考
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A |
B |
C |
D |
F |
他 |
357 |
21.0 |
16.5 |
22.4 |
30.3 |
9.8 |
0.0 |
2.1 |
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<テキスト/Textbook>
伊藤靖史=大杉謙一=松井秀征=田中亘 『会社法』 (有斐閣〔Legal Questシリーズ〕、2009年)
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講義では,項目・概要・資料を掲載したプリントを毎回配付します。講義の時間は限られているため,細かい制度の内容や正確な定義等については,テキストの該当ページを示し,受講者に各自で学んでいただくことも多くなると思います。プリントは下記ホームページからもダウンロードできるようにするので,欠席した者はその分を各自で入手しておくこと。また,講義には,必ず,最新版の六法を持参してください。
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<参考文献/Reference Book>
<参照URL/URL>
テキストと講義との対応関係,その他の参考文献,学習に有用なウェブ・サイトのURLなど,より詳細な情報は,下記ホームページに掲載します。
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伊藤靖史研究室(授業・ゼミ用ホームページ)
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大学HPにもリンクあり(リンク集→学部・研究室のホームページ)
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